最終更新日:2002.11.17
北東北に進路を取れ!
〜夜空ノムコウのコイシイヒトは夕日が沈んだら朝焼けの歌〜
【きっかけ】
♪それは暑い日の午後だった〜(「君を見た最後の場面」)
・・・や、暑い日だったかは定かではないけど、まだ暑さが残る10月初旬だったことは確かです。
最近よく聴いてる川村結花さんのオフィシャルページを見ていたら、
「PIANO NIGHT 第5夜」のツアー日程が目に飛び込んできました。
そこにはツアー初日の予定として
「開催日:11月9日 会場:青森1/3 OPEN:18:00 START:18:30 料金(税込):入場無料 」
とあるではないですか。
ちょっと待て、なんですか。入場無料って。
ドリンク代として500円はかかるらしいが、それでも500円。安い。
安いからって、わざわざ青森まで行ってライブを観るか・・・・・?
青森往復でいくらかかると思ってるのさ。
でも、ネタとしては非常においしいものがあるよなぁ・・・・(ばく)
この時すでに、私の頭の中では青森駅に立つ自分の姿が想像できていたのでした(核爆)
そもそも何でそんなに青森に行きたかったかと言うと、東北6県の中で青森だけ行った事無かったのですよ(笑)
これで青森に行くと、なんと福井・滋賀を除く近畿・北陸以東の全都道府県を制覇することになるわけで(爆)
青森って、正直な話、なかなか行く機会が無くて・・・・。
福井や滋賀なら、まだ行く可能性はあるかなとも思うのですが。
てことで、これ幸いにとばかり、かなり意気込んでいたのでした(笑)
ところが。
数日後に出た噂では、どうも青森のライブは「完全招待制」らしいことが判明。
招待、、、どこが募集しているのかと思ったら、FM青森のページで30組60名様を募集しているのを発見。
早速応募(ばく)
当選者には、10月末日までに招待券が届くとの事なので、あまり期待せずに待つことに。
さすがにねぇ、招待制なのに招待券持たずに青森まで行って泣くのは嫌だったんで。
あと、あまり期待しなかった理由に、7月に同じ会場で行われる予定だったPIANO NIGHT 第3夜が中止になっていたらしく。
となると、やはり青森の地元の人が優先になるだろうなぁ、と。
30組にしか当たらないのに、本当に来るかどうかわからない遠方の人間を選ぶか?という疑問が。
しかし、しかししかし見事に招待券ゲット!(ばく)
これで私の全県制覇への道が開けたのでした(爆)
【2002年11月9日(土)】
数日前から週間天気予報などで青森の天気をチェックしていたら、
どうも当日の青森は雪が降るらしい。
雪かぁ・・・。ま、それなりの準備をしていけば大丈夫だろう、と高をくくってました。はい。
朝、やまびこ9号に乗り込み、一路盛岡へ。
新幹線が動き始めた瞬間、「ああ、本当に行くんだな。俺。」と思ったのも事実(笑)
しかし、動き始めた新幹線を停めることは不可能なわけで(爆)
ついに覚悟を決めて、あとは新幹線の赴くままにすることに。
赴くままったって、盛岡に向かってるのも事実なんだけど(ばく)
盛岡までの道中、窓の外に目をやると、、、仙台を過ぎても、ものすごいいい天気なんですけど?
本当に雪は降るのか?騙されてるんじゃないのか?
そんな疑問も晴れないまま、晴天の盛岡到着。
晴れてるとはいえ、やはりそこは北東北。
新幹線を降りると、思ったほどではないけれど、寒い。空気が冷たい。
ああー、やっぱり気候が違うのね、、、とは思ったものの、やっぱり晴れてまっせ?
んー、本当に雪は降ってるんだろうか?
乗り換え改札を通り、盛岡から乗り込むのは特急はつかり9号。

時間もちょうどお昼ということで、まずは駅弁をゲット(笑)
昔懐かしい(といっても、そんな昔のことは知らないが)「♪弁当〜弁当〜」というおじさんの売り声に惹かれました(笑)

いいじゃん、なかなか情緒あるじゃん(ばく)
なんとなく、これからの青森までの道程が楽しくなってきました。
盛岡を出発してしばらくは、本当にとってもいい天気でした。
雪の予報は間違いだったのか?それとも私は晴れ男なのか?(笑)
そんな思いを抱き始めた二戸付近。
ここまで来てようやく雪と遭遇。
しかし。
・・・すいませーん、なんか吹雪いてますぅ(汗)
でも、「やっぱこうでなくちゃ」と、意味不明な安心感もあったりして(笑)
この後、降ったり止んだりを繰り返しながら、徐々に青森に近づいていきます。

午後3時過ぎ、数分の遅れで青森駅に到着。

盛岡よりも、さらに一段冷え込んだ感じがして、コートの襟を正してしまいました。
しかし、雪は思ったほどでもなく、、、、と思ったら、急に降りが激しくなってきました。おい(汗)。
ま、これも青森なりの歓迎の挨拶だと思えば、どうってことないです(笑)
ひとまずホテルにチェックイン。
今回ライブが行われるライブハウスは、このホテルから数分のところにあるらしく、
整理券の引き換えは17時からとなっていたので、しばらく部屋で休むことに。
部屋からは青森ベイブリッジが一望できました。

「ベイブリッジ」と言うよりは「かつしかハープ橋」に近いけど(笑謎)
16時30分ころ、もそもそと準備して、いざライブハウスへ。
・・・5分くらいで、あっという間に着いてしまいました(爆)
もう誰か並んでいるかと思ったら、、、一番乗りでした(苦笑)
ライブハウス前、海辺で風が強くてえらい寒いなぁ、、、と思っていたその時。
一人の女性が「すみませーん」と言いながらライブハウスの中へ消えていきました。
おい、川村結花さん御本人じゃないですか(驚)
えらい軽装で、荷物もあまり持たず、「今、ホテルから来ました」みたいな感じでした。
#実際はちょっと違ったのですが、これはまた後で出てくる話
あまりの突然の出来事に声をかけることもできず。
あー、「がんばってください」くらい言えば良かった、、、、と少し後悔。
しばらくすると人も集まり始め、17時の段階で15人ほどが並んだでしょうか。
一番乗りだった私は当然のごとく整理番号「1」をゲット。

しかも手書きのメモ用紙っぽい紙で(ばく)
ま、とりあえずこれでライブが見られることは確定。
時間まで部屋に戻って休もうかとも思ったのですが、それも面倒なので
寒さしのぎにすぐ近くにあった青森の物産館「アスパム」に行ってみることに。

中は、青森の名産品などを紹介するフロアと、お土産屋。
上層階には展望台もあったのですが、有料で400円。
たかだた30分くらいのためにお金を払うのも勿体無かったので(ケチ?(苦笑))、
入り口だけ覗いて、そのまま帰ってきてしまいました(ばく)
受付にいたオネエサンの「ありがとうございました」という言葉が、少し痛かったです(苦笑)
入場時間近くまでコーヒーを飲んで時間をつぶし、改めてライブハウスに。
整理番号1番の私は、当然のごとく先頭に並び、会場内では最前列の真ん中をゲット(笑)
やはりライブは、どんなに小さなところでも前の方で、スピーカーに近いところで聴かないと。
でもって、18時半からライブが始まったわけですが、とっても良かったですよ。
コイシイヒト、夜空ノムコウのセルフカバー曲を始め、全14曲くらい(セットリストをメモってくるの忘れた・・・・(泣))。
なぜか「舟唄」なども入れ込みつつ(笑)
川村さん曰く「♪上野発の夜行列車〜 と迷って、こちらにしました」とのこと。
いやーん、そっちも聴きたかったぁ・・・・。
青森なんだから、やっぱ「津軽海峡冬景色」歌わないとぉ。。。。
この日の青森、本当に冷えてまして、だから雪も降っていたわけなんですが、
それでもここ数日の中では一番の冷え込みだったらしく。
川「17時前くらいに、どれくらい寒いのかと思って外に出てみました。
本当に寒かったんだけど、周りを歩いて帰ってきたら、もう並んで待っててくれてる人がいたの。
多分この会場のどこかで見てくれていると思うんだけど、寒い中ありがとう。」
・・・・・・・・・私のことですか?(^-^;)
すみません、こんな入れ込んだ奴が、実は東京からやって来た人間で(ばく)
約1時間半のライブも無事終了し、表に出てみると雪がちらちら舞ってました。
車の屋根にかなり積もっているところを見ると、ライブ中はかなりの勢いで降っていたようです。
よかった、今はそんな降ってなくて、と思った瞬間。
急に激しくなる雪。急に冷え込む空気。
着ていたコートは、あっという間に真っ白に。
傘を持っていなかったので、仕方なくフードを被って、晩飯の食えるところを探して夜の街を彷徨うことに。
でもね、それでも雪は容赦なく私のコートを白く染め上げていくので、あきらめてコンビニで傘を買いました。
買った瞬間、降りはそれほどでもなくなりました。いじめですか?(泣)
いろいろ迷った挙句、本当は地元の飲み屋みたいなところが良かったのですが、あまりそういう店は無く、
あっても表に出てるお品書きに値段が書いて無かったりで怖かったので(苦笑)
結局ホテルに隣接してる「庄や」に入りました(ばく)
#飯だけならガストもあったんですけど、さすがにねぇ。。。
この庄や、オリジナルメニューを出していまして、例えば「鮪のほほ肉朴葉味噌焼き」だの
「鮭のちゃんちゃん焼き」などを置いていました。
下手にわからない店に入るよりも、正解だったかも(笑)
店員さんの話によると、雪は前日も降ってはいたものの、積もったのはこの日が初めてだそうで。
なかなかすごい日に来てしまったものだ(苦笑)
地酒とちゃんちゃん焼きでいい気分になりつつ、この日は終了したのでした。
【2002年11月10日(日)】
夜中、妙にのどが渇いて目が覚めました。
飲みすぎと部屋の乾燥が原因でしょう。
なんとなく外の様子も見たかったので、コンビニまで買い物に出てみることに。
道路は一面真っ白で、一部は凍結してました(汗)

横断歩道で滑って転びそうになりながらも(苦笑)、お茶と翌朝の朝ごはんを購入。
帰りも滑って転びそうになりました(汗)
部屋に戻って、お茶を飲み、バスタブにお湯を張って再び睡眠。
朝7時過ぎに目を覚まし、表に目をやると、あたりは一面銀世界。
そりゃそうですわ。まだ降ってるんですもん(苦笑)

10時半ころチェックアウトし、途中、駅前の土産物屋などを見つつ青森駅へ。
土産物屋は、林檎だらけでした(ばく)
ま、時期ですし、名産ですし。いいんじゃないでしょうか。
とりあえず、林檎ワインと奥入瀬地ビールを購入して、再び車中の人に。
帰りは、スーパーはつかり号で、まずは盛岡まで戻ります。

このまま東京まで戻っても良かったのですが、せっかくここまで来たことだし
ただ帰ったんじゃ勿体無いということで、盛岡観光をすることに。
なんで青森観光にしなかったかというと、観光したいところがなかったから(苦笑)
本当は八甲田山とか十和田湖まで行ければ良かったのですが、何せほら、大雪だし(汗)
てことで、再び盛岡に着きまして、ぐるっと市内観光に。
まずは、市内循環バス「でんでん虫号」の一日乗車券を購入。

左回り線に乗って、まず向かった先は岩手公園。
もしかしたら紅葉には少し時期が遅かったかな、とも思ったのですが、
なんとかギリギリ間に合っていたみたいです。

それにしても、えらい寒いじゃないですか。。。。
気温が低いところに持ってきて、風も強くて。
そんなに薄着をしていたわけではないのですが、それでも寒かったです。
岩手公園からバス停二つ分くらい歩いて、再びでんでん虫に乗車。
次に向かった先は、「岩手」の地名の元にもなったと言われるている「鬼の手形」。
三ツ石神社の境内に3つの岩があり、そのうちの一つに手形がついているというのです。
その昔、羅刹と呼ばれる悪業のかぎりをはたらく鬼が里を荒らしまわりました。
これに困り果てた人々は、三ツ石の神様に鬼退治を祈願しました。
この願いを聞きいれた三ツ石の神様によって鬼は捕らえられ、命乞いする鬼に三ツ石の神様は、
二度とこの地へやってこない誓いの証として岩に手形を残させました。
これが岩手の、そして「二度と鬼が来ない」という意味から「不来方(こずかた)」とも呼ばれる地名の由来にもなったのです。
先程寄ってきた岩手公園は、不来方城があった場所でした。
で、肝心の手形なんですが、見つけられませんでした(汗)
帰ってからいろんなページでしらべたら、手形のところだけこけが生えないらしいのですが・・・・・
探し方が悪かったのかなぁ?なんか悔しいけど。
で、見つけられないついでに、せっかく撮った写真も消去してしまったみたいです(苦笑)
今度は同じバス停まで戻り、再びでんでん虫の人に(だんだん表現がおかしくなってきた(笑))。
次の目的地は、盛岡ゆかりの詩人・石川啄木の新婚の家。
・・・のはずが、ここで事件発生。
バス停を一つ二つ通過したころから、車内のアナウンスが実際の停留所とはズレ始め、
「啄木新婚の家口」で降りようと思ったのに、見事に降り損ないました。
初めて乗る人間に、あんなアナウンスのズレを克服して降りろというのが無理な話です。
バス停二つ分ずれてるんですから。
さらに、「降りたいんですけど」と運転手に言ってもバスを止めてくれず、
かなり走って赤信号で止まった時に、ようやく降ろしてくれたのでした。いじめですか?(泣)
かなり怒り心頭だったので「アナウンスはしっかりしてください」という捨て台詞を吐いて降りました。
結局、当初の目的地からはかなり離れてしまい、戻るのも億劫になったので
#右回り線に乗り換えるのも癪だったし、乗り換えるにしてもバス停には中途半端に遠いところで降ろされたし
仕方がないので啄木新婚の家は諦めて、その次に行く予定だった「いーはとーぶアベニュー」に行くことに。
えー、時間が悪かったのでしょうか?いやに寂しいです。
ほとんど人が歩いてません(苦笑)。店もまばらにしか開いてないし。
この通りには、宮沢賢治に関するオブジェがいくつか点在しています。

そして、居並ぶ店の中には、宮沢賢治の在命中に唯一「注文の多い料理店」を出版していた光源舎があります。
今は岩手の工芸品を売る店になっているのですが、敷地の置くには「可否館」という喫茶店があり、当時の面影を残しています。

とても寒かったので、ここでコーヒーを飲んで暖まることに。
くるみクッキー(100円)が、とても美味しかったです。
外に出るとすでに辺りは暗くなっており、宮沢賢治も心なしか寒そうでした(笑)

これで(1箇所だけ抜けたけど)予定の観光はすべて終了。
盛岡駅に戻ってあとは帰るだけ。
予定の新幹線までまだ時間があったので、駅ビル内のお店で夕飯を食べることに。
盛岡の名物といえば、冷麺。
しかし私、冷麺は食べられないのですよ。
何故って?それは緑色の憎い「きゅ(略)」が必ず乗っているから(爆)
てことで、きゅ(略)の乗っていない温面を食べることに。

私が食べたのは「野菜温面」というものなのですが、野菜スープに冷麺の麺が入ったようなものでした。
美味しかったですよ。冷えた体も温まったし。
てことで、本当にすべての予定を終了して、新幹線に乗車。
後ろ髪を引かれる思いを断ち切って、東京に戻りました。
家に着いたのは、結局22時過ぎ。
そしてここまで帰って来て気がつきました。
青森で買った傘、帰りの電車の中に忘れて来ちゃったよ(爆)
ま、いいか。単なるビニール傘だし(核爆)
あ、ちなにみですけど。
タイトルにした「北東北に進路を取れ」なんですが、
映画好きの方ならその昔「北北東に進路を取れ」って映画があったのはご存知でしょうか?
でですね、何年か前にJR東日本が北東北のキャンペーンをやった時に、
このタイトルをもじって「北東北に進路を取れ」というキャッチコピーをつけてたんです。
で、すみません。パクらせていただきました(ばく)